2019~2020シーズン、レディースナイト（オペラ鑑賞クラス）募集開始しました♪
オペラを気軽に楽しく学んで、メトロポリタンオペラで最高のオペラを堪能するオペラ鑑賞クラス、”レディースナイト、”も４年目を迎えました。これもご参加いただいた皆様のおかげです。「今までオペラなんて見た事がない。」、という方々も、すっかりこの総合芸術の魅力にとらわれ、オペラファンに♡
さて、今シーズンも、キャストや演出を考慮し、初めての方にも楽しめるオペラ、そしていろんな作曲家の作品を見たい！という方々に、中級向けオペラとバラエティに富んだ作品を選択しました。
NY近郊にお住いの方々はもちろん、シーズン中にNYにいらっしゃる方、是非メトロポリタンオペラへ、いらしてください！ 大人のNYが待ってます。（魔笛の日ファミリーデーなので、大人ではないですが（笑））
オペラ＝感動。音楽は心を揺さぶります。悲劇でも、コメディでも。
オペラは、生身の芸術です。
心を揺さぶられて、頭もビンビン揺さぶられて、NYメトロポリタンオペラハウスならではの素晴らしいシンガーとオーケストラのパフォーマンスをご一緒に楽しみましょう！
レディースナイトとは？
An Introduction to the Opera主催の予習講座＋観劇がセットになった特別プログラムです。
メトロポリタンオペラハウスの有名・人気オペラの演目から、お薦めの演出、キャストを講師が抜粋。事前に予習ウエビナークラス（参加必須）で、そのオペラ作品を十分にお勉強し、そして皆さんで、実際にメトロポリタンオペラハウスの素晴らしいお席（オーケストラ）でオペラを堪能します。
NEW!＊オペラ初体験、オペラ超初心者の皆様へ
オペラ文化スタディスクールとして、今年より、オペラをより楽しく鑑賞して頂く為に、「初めてのオペラ」クラスを開講します。オペラ初体験、又はオペラをあまりご覧になった事がない方は、最初のレディースナイトの前に、こちらのクラスにご参加お薦めします。（既にオペラご存じ！な方＆リピーターの方々大歓迎！特別参加費又は無料）
例えばメトロポリタン美術館に絵画を見に行かれた場合、ルネサンスとバロック、ロココ、新古典、ロマン派、そして写実主義、印象派とスタイルも違えば、題材も違いますよね。なぜでしょう？それを知れば、それぞれの作品の解説（題材とその意味、テクニック、素材、スタイル、時代背景）も、よくわかりやすいと思います。
それぞれの作品の解説は、レディースナイトの予習クラスで行います。「初めてのオペラ」クラスでは、時代によって、作曲家によってのスタイル、題材の違い、声の違いなど根本的なお話と共に、オペラの基礎知識、ボキャブラリーもカバーします。オペラハウスでのTPOもお話します。オペラ知識としてだけでなく、欧米での社交知識ともなります。リピーターの方には、このようなお話を過去クラスでお話をしたのと、基礎知識は、基本クラスで学んで頂くのが、より効率的と判断しました。こちらのクラス受講後の予習クラス＋観劇で、よりオペラが深く楽しめます。
参加費 ＆ クラス時間：＄35 2時間半 ★ZoomでのLIVE オンラインクラス（又は録画クラス=応談）
レディースナイト（予習講義のみも）２クラス以上参加してくださった方々：＄15
以前にサロン・ド・マグノリアクラス参加、今季予告会、レディースナイト3回以上ご参加くださった方々：無料
クラス日程：定期的2、3か月に1回開講。ご参加のレディースナイトの1か月前に、皆様と日程を相談します。
レディースナイトをご予約される前に、まず「初めてのオペラ」クラスご参加ご希望の方、または、クラスのみご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。こちらは随時受け付けています。プライベートも可能（Fee 応談）。
2019～2020シーズン レディースナイト 演目
| 日程 | 演目♬作品の説明は次ページ | 参加費（チケット&ウエビナー＆手数料） *先行受付値段 | お支払い締切 |
| 9/27（金） | Porgy and Bess ポギーとベス 満席20時開演 | $155 | 7/19 |
| 10/４ （金） | Macbeth マクベス 満席 20時開演 | ＄190 | 7/26 |
| 10/26 (土) | Turandot トゥーランドット 満席→増席→満席 20時30分開演 | ＄180 ♬本作品リピーター割引： ＄170 | 8/16 |
| 11/16 （土） | Madama Butterfly 蝶々夫人 20時開演 終了 | $185 ♬プッチーニ割引p3参照 | 9/6 |
| 12/13（金） | Der Rosenkavalier ばらの騎士 増席可 19時開演 | ＄185 | 10/4 又 10/11 |
| *注 下記日程から人数により遂行 １．12/24 ２．12/26３．1/2 4. 1/4 | 魔笛 The Magic Flute (ホリデープレゼンテーション ２．11時～ ３。13時～ ４．20時～ | $150 大人 ＄60 子供 ♬リピータ―割引＄100 | 10/17 |
| 1/25 （土） | La Boheme ラ・ボエーム 残席１！２０時開演 | $180 ♬本作品リピーター割引：＄170 | 11/20 |
| 3/６（金） | Der Fleigernde Hollander さまよえるオランダ人 20時開演 | ＄195 | 12/27 |
| 3/28（土） | La Cenerentola ラ・チェネレントラ（シンデレラ） 19時30分開演 | ＄175 | 1/21/20 |
| 4/５（日） ＊注意 | Tosca グループセールス価格急遽変更につき、特別ミニミニレディースナイト P６をご覧ください。 | ＄175～＄205 （お席によってはお値段が変動：お好きな席を選べます） | 随時 |
| 5/３（日） | Maria Stuarda メアリー・スチュアート 15時開演 | $190 | 2/24/20 |
- 全公演はNYメトロポリタンオペラハウスでの公演です
- 上記のお席はオーケストラ席
- 上記のお値段は、6月27日現在の先行受付特別プライスです。第2次募集には、変更します。
- チケット代、講義代、資料代、手数料、アテンド料込のお値段です。 *除：魔笛
- 予習講座は、全てウエビナー。2週に分けて、前半後半、そして観劇後の数日後に感想会、全3回。
- ７演目以上ご参加の方は 特典がございます。
- ＊注がついている作品は、それぞれの作品紹介をお読みください。
- レディースナイトはEDUCATIONプログラムです。講座受講は必須です。
レディースナイト 作品紹介
（初心者向け♡、メット・米国在住中必見♦、スター歌手/指揮者★、オーケストラ交響曲好き♧、メロディアス音楽と歌声♬）
Porgy and Bess ♦ （＊9月27日金曜日）：
シーズンオープン作品であり、新演出で話題の『Porgy and Bess』。名曲「サマータイム」が有名な、ガーシュインの唯一のオペラは、彼自身がフォークオペラと名付け、サウス・キャロライナのチャールストンが舞台。ジャズナンバーや、ブロードウェイのミュージカルとしての本作品は有名ですが、本来はオペラとして作曲されました。アメリカが舞台の、アメリカにいるからこそ見たい、日本ではまず見れないであろうこの作品。ポギー役に、ワーグナーバスとしても有名なエリック・オーウェン、そしてベス役は、前シーズンにオペラの殿堂のスカラ座で、初の黒人ヴィオレッタとして『椿姫』の主役を歌い成功を収めた話題の米国ソプラノ、アンジェラ・ブルー。クララ役は、現在若手リリックソプラノでトップの、天使の声を持つゴルダ・シュルツ（私も大ファン）
＊注：こちら作品の予習クラスは、前半後半の2クラスでなく、1クラス（3時間）のみとさせていただきます。
Macbeth ★♡ ♬(10月4日金曜日)
：シェークスピアの戯曲であまりにも有名なマクベス。イタリアオペラの巨匠、ヴェルディの、シェークスピア作品オペラ化の第1作。 ヴェルディ初期に見られるベルカントの美しい旋律に、ヴェルディ中期作品にみられるドラマ性にあふれる、美しくも力強い作品です。現代のオペラ界No1ディーバ、ロシア人ソプラノ、アンナ・ネトレプコが、夫の出世への欲望にかられ自滅するマクベス夫人を演じます。アンナ・ネトレプコは、当然日本でも大人気です。主役のマクベスは、現在世界のオペラハウスで最高のヴェルディ・バリトンとして大活躍のジェリコ・ルチッチ。話題作品のひとつ。
Turandot ♡♦（10月26日 土曜日）
：メットオペラの『トゥーランドット』といえば、今月亡くなったばかりのオペラ演出の巨匠フランコ・ゼッフェリの超ゴージャスプロダクション。NYにいながらこれを見ないのは、勿体ない！
本作品内のアリア「誰も寝てはならぬ Nesseun Dorma」は、ワールドカップの唄や、そのたのジャンルでもあまりにも有名。10月は、メットオペラの音楽監督の新鋭指揮者、ヤニック・二ぜ=セガンの指揮のもとに、ワーグナーソプラノとして一世風靡をしたアメリカ人ソプラノ、クリスティーナ・ガーキーが氷の心を持つトゥーランドット姫を歌います。*『トゥーランドット』に以前ご参加された方は、割引あり（ｐ3参照）
Madama Butterfly ★♡（11月16日 土曜日）
：プッチーニ中期作品。長崎を舞台にした悲劇、蝶々夫人は、あまりにも有名な作品。アリア「ある晴れた日に」、フラワーデュエット、ハミングコーラスと美しいリリカルな音楽にあふれています。主役にの蝶々さんは、実力派ソプラノのヒュイ・へー、領事のシャープレス役は、人間国宝的存在のプロシド・ドミンゴが役デビューを飾ります。ドミンゴは、ワールドカップ（サッカー）コンサートで一躍有名になった、3大テノールの一人（唯一の現役）です。ドミンゴもいつリタイアするか？なので、是非生ドミンゴをこの機会に！文楽を使った、美しい演出も話題の一つ。 ＊プッチーニ３作品すべてご参加の方は割引あり。（p3参照）
Der Rosenkavalier ♧★（12月13日 金曜日）
：ドイツオペラ巨匠、ワーグナーの後を継いだのがリヒャルト・シュトラウス。『サロメ』、『エレクトラ』などで強烈なドラマを披露したシュトラウスが、「モーツァルトのような作品が作りたい。」と言って作曲した本作品。ウィーンの社交界を舞台に、「フィガロの結婚」を彷彿するような作品ですが、シュトラウスの描く世界は、ドタバタコメディというより、しっとりとした大人のコメディ作品。大スケールのオーケストラが加わり、シュトラウス最高の作品としてはもちろん、ワーグナー以降のドイツオペラにおいて、最も人気の作品です。演出もとてもエレガント。今回の公演は、名指揮者サー・サイモン・ラトル筆頭に、ドリームキャストと言われる、ドイツオペラ、シュトラウスを得意とする最高アーティスト立ち。必見・必聴です。
＊注：ホリデーシーズンで、予定が？の方も多いと思います。でもお薦め作品（特にリピーターの方）なので、皆様のご希望により日程を決定します。本作品をご希望の方は、お申込みの際に第1、第2希望の日程をご記名下さい。
Magic Flute ♡♬（12月24日又は12月26日）：
今年はお父さんもOK！（特別受講のアレンジをします）
モーツァルトの有名作品、魔笛のホリデープレゼンテーション。Metホリデープレゼンテーションとは、人気オペラレパートリーを、ファミリー向けに、すべて英語で歌われ、時間も2時間と短縮されたものです。
本作品の演出は、人気ミュージカル『ライオン・キング』のジュリー・テイマーにより、彼女独特なお面やパペットを駆使した、幻想的な舞台が楽しめます。家族で楽しめるプロダクションですが、大人だけでも楽しめます。 【重要】メトロポリタンオペラには、最低年齢制限はありませんが、お子様とご参加される皆様は、観客マナーをよく守ってご参加ください。お喋りや立ち歩きは厳禁です。周囲の方々にご迷惑のかかる行動、舞台鑑賞の妨げになる場合、すぐさま退出させられると思います。一度退出すると、入れませんので、ご検討の上、お申込みください。
＊注『マジック・フルート』12月24日又は12月26日で募集します。第1、第2希望を明記の上お申し込みください。
以下から２０２０年↓
La Boheme ★♡♦（1月25日 土曜日）
：メットの３大ゴージャス演出・セットと言えば、トゥーランドットと、Verdiのアイーダ（このセットはリタイアしました）、そしてこの作品、ラ・ボエームです。映画「月の輝く夜に」（シェールが主役でアカデミー賞受賞）で、シェールとニコラス・ケイジがメットにラ・ボエームを観に行きます。本当にロマンチックな作品です。ミュージカル「レント」は、このオペラをもとに作られました。毎年上演される大人気のオペラですが、レディースナイトのキャストは、カリスマ度ナンバー１のロベルト・アラーニャが詩人のルドルフォ、そして病気をわずらうお針子のミミは、人気イタリアソプラノのマリア・アグレスタ。過去にレディースナイトをご覧の皆様は、アラーニャのドン・ホセ（カルメン）、アグレスタのリュー（トゥーランドット）でとっても好評のシンガーです。『ラ・ボエーム』に以前ご参加された方は、割引あり（ｐ3参照）。
Der Fleigernde Hollander ♧★（3月4日 金曜日）
：ドイツオペラの巨匠、リヒャルト・ワーグナーの初期作品。ワーグナーといえば、壮大音楽ドラマの『トリスタンとイゾルデ』や、4日間からなる大作『ニーベルンゲンの指輪』が有名です。でもいきなり5時間、6時間のドイツオペラを見るのは、ちょっと、、、でもワーグナーを知らずして、オペラは語れない！という方（確かに！）、ワーグナーを聴いてみたいという方に、最初のワーグナー体験としてお薦めの作品です。新演出の本作品は、ロシアのマリインスキー劇場の音楽監督、世界でトップクラスの指揮者、ヴァレリー・ゲルギエフ氏。キャストは、世界のVIP級バリトン、サー・ブリン・ターフェルが主役のオランダ人、ワーグナーソプラノのトップ、アニヤ・カンペ、そして日本人として唯一ワーグナー歌いとして世界で認められている藤村実穂子さんの待望のメットデビューです。日本人としてとっても期待です。これも超話題作品。
La Cenerentola ♬♡（3月28日 土曜日）
：シンデレラのオペラ版の本作品ですが、ディズニーっぽさは全くなく、ロッシーニ得意のドタバタコメディ。ですが！ベルカントオペラの醍醐味である美しいメロディ、思わずかたずを飲む、目の回るような技巧、テキストの賢さ、アンサンブル音楽の面白さ。オペラブッフォ（コメディオペラ）の天才のロッシーニを十分楽しんでいただけます。主役のシンデレラ（アンジェリーナ）にはタラ・エロート、そしてドン・ラミーロ（王子）役は、2月の連帯の娘で、オペラ界を沸かせた今最もホットなメキシコ人テノールの驚異！ハビエ・カマレナ。 カマレナ君を生で聴いていない方は、絶対絶対聴くべき！！と力をいれてのお勧めです。前シーズンで、皆さんカマレナ君の大ファンになりました。必聴！必聴！
Tosca♡★ ４月５日 （日）
特別観劇：超強力キャスト、トスカ役のアンナ・ネトレプコと、泣く子も黙った超怖い警視監スカルピア役のミヒャエル・フォレ（去年のトスカでは、フォレ登場の一声で、観客が震えました！ NYタイムスの批評でも同意見）。本来なら、この『トスカ』は、来シーズンに予定外でしたが、この二人による前々年の大成功に、急遽上演決定。映画音楽に多大な影響を与えたプッチーニのオペラ。トスカはプッチーニの作品の中でも超劇的で、主役のトスカ役は往年の大オペラ女優マリア・カラスの当たり役＝トスカを歌うソプラノは高度な芝居能力も要求されます。現在のオペラ界ナンバー1ディーバのアンナ・ネトレプコが歌うトスカ。主要登場人物が少なく、ドラマチックな本作品は、初心者にぴったり。ローマを再現した超豪華な演出も大人気。
＊この特別なキャストの上演は、団体価格がなく、チケットは正規のお値段のみです。いつもの平土間の席を購入すると、とても高額なので、ご希望の方は、お好きな席を選択頂くか、講師のお薦め席を購入して頂きます。予習クラスは1回にまとめての授業です。なので、参加費は、チケット代（お薦め＄110/＄145）＋手数料＋予習クラス＝$175~＄205となります。
Maria Stuarda ♬★（5月3日 日曜日）
：イタリアオペラ、ベルカントの巨匠ドニゼッティの名作『マリア・スチュラダ』。スコットランド女王メアリー・スチュワート（マリア）を主人公として、エリザベス1世との葛藤を描いています。エリザベス女王とメアリー女王の対決が見もの、聴きもの。
主人公のマリア役、現代のベルカントの女王、ディアナ・ダムラウと、ライバルのエリザベス1世に実力派アメリカンメゾ、ジャーミー・バートンの火花散る（？）アリア、デュエット、アンサンブルが楽しみです。ベルカントオペラは、上演回数が少ないのですが、ベルカントこそ、シンガーのテクニックが顕著にでるとても難しい作品。オペラファンには、たまらない作品。
歴史ものが好きな方、イタリアオペラ（声の競演）でうっとりしたい方にお薦め。
いかがですか？
見てみたい！と思われる作品がありましたか？
お一人の参加でも、ご安心を。ご参加の方々、大半がお一人でご参加です。
プレシアターディナーで、ご参加の方々と期待を話しながら、お食事し、幕間では、また感想で盛り上がりましょう！
オペラには、行ってみたいけど、どの作品が自分が楽しめるかしら、、、という方、
オペラ通の方に囲まれるのも、気が引ける、、、けど一度行ってみたい、、、という方、
なんでも、お気軽にお問合せください！
オペラって？？？という方は、先ず「初めてのオペラ」クラスの受講もお薦めです。
こちらも随時予定いたしますので、お問合せくださいませ。
NYに来れないけど、メットのHD配信は楽しみたい！という方。レディースナイトの演目のほとんどが、HD配信の演目をカバーします。
予習クラスのみでも参加できますので、是非♡
お申込み、各クラスのポリシーなどの詳細は、こちらをご覧ください。
★お問合せは、anintroductiontotheopera@gmail.com まで又は、下記のコンタクトフォームで！