初めてのオペラ@ハリソン式部会 第3回 An Introduction to the Opera
オペラクラスもついに3回目を迎えました。
音楽を楽しむという事は、精神的な余裕をもたらしてくれます。
それは、ご本人はもちろん、周りにもそれは影響されます。
私の大好きな指揮者、リカルド・ムーティ氏は、こんなことを言っています。
「音楽を勉強することで、魂も繊細になる。それは、よりよい社会にも導いてくれる…ソルフェージュを勉強したり、音符を弾くってことではなくてね。心の中の美しさに触れ、そしてそれを感じて満喫すること、まるで、森の中で、ささやきを聴きながら、自分の道を探すようにね。」(ムーティ自伝抜粋。自己訳です。)
本当にその通りだと思います。
そして、クラッシック音楽やオペラの流れる家庭では、子供の耳を育てる事はもちろん、感受性も養ってくれます。
機械的な音から離れて、バックグラウンドででもクラッシックやオペラを流していると、私のハイになっている宇宙人息子も、カームダウンしてくるから不思議です。
美しい音楽は、情緒が豊かになりますよね。と同時にオペラにはストーリーがあるので、ここでは何が起こっているの?この時はどんなシーン?この当時の歴史は?こんなことしていいの? 文化は?(なぜ結婚できない?戦ってるの?)など、いろいろな質問も出てきて、探求心も養われます。
子供は、ストーリーが好きですよね。オペラを何となく聴くのがきっかけで色々なドアが開けます。
さて、みなさん、まず始めに楽しい雰囲気な中で、私達とオペラを垣間見てみませんか?
♬第3回目は、オペラに一番大切な「声」についてお話しします。
オペラは芸術の集大成です。舞台に立つシンガーはもちろん、オーケストラ、セット、コスチューム、演目によってはダンサーも参加し、色々な視点から楽しめます。
でもやはりオペラの華はシンガーにあり、そのシンガーには、歌唱力、表現力、そして演技力が求められます。HDでのライブオペラ配信・上映が頻繁となった最近は、これらの要素に加え、その役に合った容姿も求められる傾向になりつつあります。
しかし!やはりオペラ歌手にとって一番大切なのは、声です。声がすべてを表します。
ご存知のように、声のパートは、女性の場合、ソプラノ、メゾ、アルトとありますが、そのパートの中でも細かく分かれていて、モーツアルトのオペラを歌うソプラノが、すべてのオペラのソプラノのパートを歌えるかというと、答えはNoです。作曲家の作品によって、適する声は全く違います。
今回は、このような、オペラを聴くにあたっての重要なポイントになる「声」について、このオペラにはこの声、又はこのシンガーで聴くのがお薦め、今聴くべきシンガーなど、をわかり易く、そしてオーディオ購入や、チケット購入際に活用もできるお話しをしたいと思います。そして、歴代のスター歌手から現在必見(必聴)のシンガーについてお話しします。
プラス4月5月のメットのオペラ、そして新シーズン2017~2018のプログラムについてもお話しします。
*****************************************************************************
日時:3月15日(水曜日)10時15分から3時間程度
場所:ハリソン式部会(お申込み後、住所をお知らせします)
内容:初めてのオペラ& オペラ歌手「声」について。オペラの声の種類から、
歴代のスター歌手から現在必見(必聴)のシンガーについてお話しします。
4月5月のメットの演目、来シーズンの演目について。
費用:$50 (講座で聴く音楽のCD, お茶とお菓子付き)
お申込み:anintroductiontotheopera@gmail.com までお願いいたします。
キャンセルポリシー:講義当日3日前~24時間前迄のキャンセルは50%、
それ以降(24時間以内)は100%請求させていただきます。
その場合、CD,資料、リンクなどすべてお送りいたします。
代理の方の参加も可能です。
**************************************
今月末からウェビナーを使ってののオペラ講座を試みようと企画しています。
ご興味がある方は、是非お問い合わせください!
anintroductiontotheopera@gmail.com