お籠りオペラ:お薦めその④

まだまだ続くお籠り生活。一応解禁になった地域でも、やっぱり劇場はクローズ。

オペラをはじめ、ライブエンターテーメントの世界はまだまだ先が見えません。

さて、その中、北米では新たな無料配信が続々。

先ず、大御所メットオペラ。

Met Opera Educationのセミナーと無料配信

いつものNightly Streamingの無料配信に加え、Met Opera Educationも、無料配信を始めました。

週によっては、メインの無料配信と同じ演目の場合もありますが、違いは、プログラム。

Educationなので、学んで鑑賞するのが基本。

各週で演目が変わり、一つの作品を1週間かけて、教師、学生とクラスを分けて、プログラムが作られています。

今週(5/4週)は、プッチーニの『マダム・バタフライ 蝶々夫人』です。 ビジュアル的にも好評な、文楽などを使った演出。

出演は、Met無料配信(3週間前?)の時のキャストとは、異なり、

蝶々さん (バタフライ):クリスティーヌ・オプライス (彼女はめちゃ綺麗です。私も実際に会って、あまりの美しさにドキドキしました(笑))

ピンカートン:ロベルト・アラーニャ

です。

毎週月曜日は、Educatorのワークショップ

(私も毎週参加しています💛)

昨日、月曜日のEducatorワークショップでは、

「あんなにひどい話(芸者、売られる、捨てられる、子供もとられる、自殺😿)をどの学年に見せられるか?」

というテーマだったのですが、私も、色々ディスカッションに参加させてもらいました。

日本人には、難しい(内容的に、観てて辛すぎ & 演出がこれ日本??的な困惑)オペラという事も伝えました。

それを、どのようにアプローチするか???

答えは出ませんでしたが(;^ω^)

そして、注目は、

毎週水曜日:出演シンガーとのライブZOOMでQ&A!

これがなかなかすごい。

質問は、基本学生から、シンガーです。

でも参加は、だれでもできます。

今週のゲストは、なんと!!

ロベルト・アラーニャ!

カルメンの熱血ドン・ホセ

先月末のメットオペラのステイホームガラで、奥さんと最高のデュエットで、エンターテーナーぶりたっぷりでしたね💛

👉アラーニャファンは、ご自分のお子さんを使って、質問させましょう(笑)

アラーニャといえば、フランス物が最高ですが、バタフライのピンカートンも大好評でした。

Q&A参加方法:メットオペラのEducationに予めご登録してください。その後、ZOOMのリンクが送られます。

時間:水曜日NY時間4時から1時間

登録(RSVP)必須です。   ➡RSVP HERE.  

登録が完了すると、ZOOMのリンクが送られてて来ます。 人数にに制限があるので、お早めに登録をお薦めします。                          

そして、水曜日のQ&Aが終了直後に、無料配信が始まります。(NY時間5時から)

配信は、水曜日の午後5時から、48時間無料配信されます。

詳しい内容は、メットオペラEducationのページで。→ こちら

メットのほかに、カーネギーホールとサンフランシスコオペラも、過去作品の無料配信を始めました。

カーネギーホール:「カーネギーホール・フライデー」

カーネギーは、毎週金曜日に週末をかけて72時間配信します。

今月の演目は

『カーネギーホールフライデー』

  • 5/8:バレンボイム指揮のシュトラウス「ドンキホーテ」&チャイコフスキー5番
  • 5/15:ロイヤルオペラの音楽監督パッパーノさんと、女帝ピアニストのアルゲリッチ。
  • 5/22 :女帝バイオリニストのアンナ・ソフィア・ムター
  • 5/29 :みんな大好きロシアのピアノ貴公子(かハリーポッターに似てる😅)ダニール・トリフォノフ

詳しくは、こちらをご覧ください。カーネギー

サンフランシスコオペラの無料配信

北米の代表的オペラハウスといえば、メットを筆頭に

  • サンフランシスコオペラ
  • シカゴ リリックオペラ
  • ヒューストングランドオペラ

その一つのサンフランシスコオペラも過去作品の無料配信を5月9日から開始。

個人的には、SFオペラはずいぶん前に行ったきりだけど、イスが堅かった(笑)

日程:毎週土曜日サンフランシスコ時間10AM から翌日12AMまで。

鑑賞方法:サンフランシスコオペラのHPで鑑賞できます。SFオペラ

演目スケジュール

5月9日:『メフィストフェーレ」By ボイト With イルダー・アブドラザコブ

5月16日:『カプレッキとモンテッキ』byベリーニ With ジョイス・ディナート&ルネ・フレミング

5月23日:『モービーディック』by  Gene Scheer

5月30日:『ルクレツィア・ボルジア』byドニゼッティWith ルネ・フレミング

個人的に好きなのは、メフィストフェーレです(ゲーテの「ファウスト」が原作)

が、この演出が相当エグイ(;^ω^)

メフィストフェレは言わずと知れた、悪魔ですね。

悪魔のパーティーシーンは、下半身丸出しのコーラスメンバーがいて、、、、いやあ、みんなすごいなあ、、、と

大画面でご覧になる方は、お気をつけて(笑)

私は、ちょっと古いですが、大好きなサミュエル・ラミーがこの演出で主役を歌うビデオでを持ってるんだけど、、、

ラミーが主役だったプロモビデオ。イルダーも同じ演出

個人的には、サミュエル・ラミーに比べてイルダーは、ちょっと物足りないんだけど、彼はお芝居もうまいので、楽しめると思います。

特に、イルダーのたくましい半裸を堪能した方はお薦め(笑)

胸板厚い(笑)[photo credit SFist]

ラミーの胸板とイルダーの胸板とどっちがいい?(笑)

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