お籠りオペラ;オペラ無料ストリーミング・お薦めリストパート2

こんにちは。お籠り生活、何日目だ?もう1か月??

オペラ無料ストリーミングは、毎日”ながら見””をしながら、どこかしらのハウスのパフォーマンスを聴いています。

BUT !!!! でもでも!!!

本当に、本当に、オペラハウスに行きたいです😿

本当に、本当に、ナマでオペラを聴きたい…

世界中のオペラハウスがクローズし、夏のオペラフェスティバルも、キャンセルのアナウンスが続々とされています。

メットの次シーズン(2020~2021シーズン)開幕は、9月末の予定…

正直、それって難しいだろうな、とは思っていたのですが、

やっぱり、メット側も、それは懸念してる。

本当に悲しいです。

懐かし(?)メットオペラ、バルコニーボックスからのビュー

Metropolitan Operaアットホームガラ

そこで、メットオペラは、「メットを忘れないでね!オペラを忘れないでね!」の意味で、リモートオペラガラを

4月25日土曜日、NY時間13時から開催します。

出演予定シンガーは以下

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もちろん、シンガーたちは、Noギャラで出演。

このリストのシンガーの殆どが、経済的に安定しているのだと思います。

メットのHPで配信されます。

全世界から視聴可能!

私(達の)大好きな、リリックテノールのハビエ・カマレナ君も登場。

そして、バリトンのアンブロージオ・マエストーリ。最高の声。

世界のDiva,アンナ・ネトレプコも夫のユーシフと共に出演。

キングオブテノールと日本で言われる、体調直ぐ崩す (私に言わせれば、ドタキャンの王)ヨーナス・カウフマンも出演。

是非ご覧ください♡

日程:4月25日(土)NY時間13時から

鑑賞方:メトロポリタンオペラホームページ https://www.metopera.org/

こちらのガラについてNYタイムスの記事。

ゲルプ氏の秋シーズン開幕の不安も少し書かれています。⇒ こちら

♪ メット無料配信 :第6週目

来週のメットの無料配信は、以下の通り

4月20日(月)Monday, April 20 – R. Strauss’s Elektra 『エレクトラ』

Conducted by Esa-Pekka Salonen, starring Nina Stemme, Adrianne Pieczonka, Waltraud Meier, and Eric Owens. Transmitted live on April 30, 2016.

4月21日(火)Tuesday, April 21 – Puccini’s Tosca 『トスカ』

Conducted by Emmanuel Villaume, starring Sonya Yoncheva, Vittorio Grigolo, and Željko Lučić. Transmitted live on January 27, 2018.

4月22日(水)Wednesday, April 22 – Offenbach’s Les Contes d’Hoffmann 『ホフマン物語』

Conducted by James Levine, starring Anna Netrebko, Kathleen Kim, Ekaterina Gubanova, Joseph Calleja, and Alan Held. Transmitted live on December 19, 2009.

4月23日(木) Thursday, April 23 – Lehar’s The Merry Widow 『メリー・ウィドウ』

Conducted by Sir Andrew Davis, starring Renée Fleming, Kelli O’Hara, and Nathan Gunn. Transmitted live on January 17, 2015.

4月24日(金)Friday, April 24 – Verdis La Traviata 『椿姫』

Conducted by Fabio Luisi, starring Natalie Dessay, Matthew Polenzani, and Dmitri Hvorostovsky. Transmitted live on April 14, 2012.

4月25日(土)Saturday, April 25 – At-Home Gala (begins at 1pm) アットホームガラ 

More than 40 leading artists perform in a live stream from their homes around the world.(上記説明)

4月26日(日)Sunday, April 26 – Rossini’s La Cenerentola  『ラ・チェネレントラ』(シンデレラ)

Conducted by Fabio Luisi, starring Joyce DiDonato and Juan Diego Flórez. Transmitted live on May 10, 2014.

お薦め♡

初心者向き・・・・『トスカ』

ソニア・ヨンコヴァとビットリオ・グリゴロ

プッチーニ作曲の『トスカ』は、主要登場人物が3人で、善悪がはっきりしているわかりやすいオペラ。ナポレオン戦争時代のローマが舞台。緊張と迫力のドラマをプッチーニの音楽が語ってくれます。

実は、学ぶと、非常に奥が深いオペラなのですが、(ライトモチーフ:キャラクターのテーマや、史実のバックグランドなど)分かりやすい荒筋は、初心者にぴったり。

最後に全員死んじゃうオペラの典型オペラでもあります。

キャストについて:

この新演出の『トスカ』は、大晦日のガラが初日とされていた話題のプロダクション。でも発表当時予定されてた主要三人キャストのキャンセルと指揮者のスキャンダルで、曰く付きのプロダクションでした。

トスカ役も、カヴァラドッシ役も、初めてのトスカ(役デビュー)

その時の私の感想も書いたので、ご参考に。⇒(トスカ批評と全員キャンセル

ファミリー向け『ラ・チェネレントラ』(シンデレラ)

ハッピーエンディングはやっぱり♡

お馴染みのシンデレラストーリーがベースですが、ディズニーのおとぎ話ではありません。

きわめて現実的。

ガラスの靴も、カボチャも、ネズミも、魔法使いのお婆さんも出てきません。

シンデレラは、自分で自分の幸せをつかむ、強い心の優しい女性です。

キャスト: 主役のチェネレントラ(アンジェリーナ)に米国のトップメゾ、ジョイス・ディナート、ドンラミーロ(王子)にベルカントの貴公子、ホアン・ディエゴ・フローレス。指揮は、イタリアオペラのトップ指揮者、ファビオ・ルイジ。

これも、実際にハウスで観ました。素晴らしかったです。

ジョイスのテクニックは、完璧。安心して聴けます。今回が最後のチェネレントラ役でした。(シンガーは、自分の年齢・成長と共に、役を卒業する場合が多い)

王子様役のフローレスは、やっぱり彼には常にベルカント、特にロッシーニを歌っていてほしい(笑)

見た目も王子様だから、ねー。

実は、この演出(舞台を中世のイタリアから、モダンにチェンジ。シュリアリズムのルネ・マグリットの絵画を見ているよう)、先月にハビエ・カマレナが王子様役で歌うはずだったんですよね。

それを、オペラ鑑賞クラスの皆さんで、先月末観に行く予定でした。。。。

が、当然キャンセル。

クラスでは、せっかく学んだんだから、と皆さんで、フローレスとジョイスのオオンデマンドを皆さんで、鑑賞しました。

「良かった~、面白かった~」という声と、、、、

「やっぱりナマで見たかった~!」

それはそうよね~

私もナマで観たい…

その他のお薦め:日本語字幕付きオペラ

♬ウィーン国立歌劇場

『アルジェのイタリア女』By ロッシーニ

チェネレントラ、セビリアの理髪師の作曲家、ロッシーニのオペラブッファ(コメディオペラ)。チェネレントラや、セビリアの理髪師よりも、よりドタバタのどちらかというと、スラップコメディオペラ版、という感じ。

恋人を探して、アルジェリアにやってきた意志の強いイタリア女性のイザベラに、傲慢なアルジェの太守ムスタファは、ひとめぼれ。イザベラを第??の妻にして自分のハーレムに送り込もうとするけれど、そんな簡単にはいけません、イタリア娘。

妻のエルヴィラをに冷たく、エラソーな男尊女卑のムスタファをギャフンといわせ、ムスタファの捕虜となっている恋人を救う楽しいお話にまた絶頂のアリアとイタリア語が分からずとも楽しい重唱。さっすがロッシーニ!のオペラ。

*自作から盗作するプロ(自己作品のリサイクル)、ロッシーニならではの、あれ?この曲別のオペラにあったよね?と思う個所がある~例:チェネレントラ

今夜(4/17)から多分24時間。 20日からは別キャストであるけど、17日のほうがお薦め。17日は、イルダール・アブドラザコフがムスターファ。

ムスタファ役のイルダール

www.staatsoperlive.com 

画面右コーナーの3点をクリックして、字幕を選択できます。

アプリをダウンロードすれば、スマートフォンや、アップルTVなどでも観れます。

チューリッヒ歌劇場

カプレーッティとモンテッキ』by ベリーニ

ロミオ役のジョイス・ディナート

チューリッヒ歌劇場と言えば、常にハイレベルのパフォーマンスで有名。

現在世界のトップオペラハウスで活躍するシンガーたちの多くが、チューリッヒ歌劇場で研鑽を積んだ。

音楽監督は、またまた手堅い、ファビオ・ルイジ氏 (一時期、レヴァイン後のメットの音楽監督と期待された)

『カプレーッティとモンテッキ』の筋は、お馴染みシェークスピアの「ロミオとジュリエット」。わかりやすいと思います。

キャストは、ジュリエットにオルガ・クルチンスカ、ロメオは前出のジョイス・ディナート(ズボン役:女性シンガーが歌う男役のこと。宝塚はズボン役ですね笑)

ベリーニは、ベルカント時代の貴公子的存在。美しいメロディがいっぱいです。

演出が、超モダンなのが、賛否両論ですが、、、、

ヨーロッパの演出って、まだこれは無難??

長ーくなりましたが、楽しんでください!!

ご覧になった後、是非ご感想をお聞かせください!!

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