フィガロの結婚、モーツァルトの魅力。

メトロポリタンオペラのシーズンも開幕し、既に1か月たち、カーネギーホールなどでのコンサートも満載で、芸術の秋ですね~。ハロウィンも直前で、学校行事、感謝祭、そしてあっという間にクリスマスで、horrorの秋でもありますが。

たまたま観たいもの(オペラ、クラシック、ブロードウェイ)と立て続きにあり、1日おきに何だかのシアターに出かける幸せな1週間を過ごしました♡

こちらは、また書きますね。(と言っていつも遅いですが)

先週末にプッチーニの『Turandot』は、大変ご好評でした。

次回のMetでのオペラ観劇(レディースナイト)は、1月13日(土)モーツァルトの 「フィガロの結婚」。                            こちらの募集、ラストコールです!

さて、モーツァルトといえば、映画「アマデウス」。私はここから、ただのクラッシク聴きからオペラオタクへと変貌(?)しました。

そんな方、意外に多いのでは?

オペラの成功って、あの時代の作曲家には、マストだったのですよね。

ベートベンだって、思いっきり苦しみながらオペラをやっと(1作)生み出しましたし。

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幼稚園生だった娘をポップコーンとキャンディでだましながら、映画館で観たダイレクターカットは、ちょっと目隠しさせなきゃいけないシーンもあって、、、(^^;)
『フィガロの結婚』の原作は、フランスの劇作家ボーマルシェ原作の風刺劇で、フランス革命の火付け役ともいわれています。
この時代のフランスは本当に興味深く、それにならってのモーツァルトの台本選びもとても興味深いものです。
モーツァルトといえば、一般では、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、交響曲第40番、トルコ行進曲が有名ですが、かれもやっぱりオペラで成功したかったのですね。そして神童は素晴らしいオペラの数々(ストーリも興味深い)を発表しました。
フィガロはモーツァルトの音楽なので、”わかり易い”、と思われがちです。確かに聴き易い美しいロココ時代の音楽なのですが、ストーリーはコメディなので、やっぱり理解したいですよね。
コメディは映画などにも言えることですが、母国語以外や、舞台の場合やはり解説があれば、より面白みが増すと言われます。
周囲がドッとウケているのに、自分は笑えない(^^;)、、、なので一応ニヤニヤしてみる、なんて劇場や映画館でもありませんでしたか?もちろん普段の(母国語以外での)会話でもありますよね。
コメディはやっぱり、理解がキー?だと思います。(ドリフのような体当たり物なら別ですが(^_-)-☆)
フィガロの結婚は、ええっ??と思う展開がいくつかあり、初めてこのオペラの台本を読んだとき、「こんなのあり??」と思いつつ、ドツボにはまったようなコメディを、モーツァルトは、まあなんともオシャレに、そして賢くまとめてしまうんですよね。感心しつつ、大ウケしました(笑)。
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from met HP
実は、オペラを4歳ぐらいから観ている娘が(現大学3年生)、初めてフィガロを観た時(中1ぐらいだったと思います)、ストーリーの面白さにのめりこんでいました。
今までは、劇的なアイーダやトゥーランドットをビジュアルに魅かれて”Favorite”としていたのですが、ストーリーの面白さに開眼したようです。この後、オペラの迫力より、ストーリーに興味を沸かせるようになったのは、やっぱり大人になってきた証拠かも。
私の一番好きなオペラはVerdiのIl Torovatoreですが、最初にオペラの虜にしてくれたのは、モーツァルトのドンジョヴァンニでした。
(でもちろん最初は、映画アマデウスでしたが(笑))
オペラハウスのレパートリーで人気のある、プッチーニやヴェルディを聴きこんでモーツァルトを聴くと、彼のほうが時代がずっと前なのに、本当にモーツァルトの視点のモダンさに感激します。音楽も本当に噛めば噛むほど味が出る、、、オシャレなするめのような、、、何層にもなっている、ラザニアのような、、、いや、ラザニアは特に好きでないので、ミルフィーユ? (笑)

残席は4席です。11月1日(NY時間16時)を締切とさせていただきます。

詳細は、こちら、、、⇒ メットオペラ観劇ツアー(アップデート)

このクラスの特徴は、事前にウエビナーでオペラの内容はもちろん、作曲家の事や、その時代設定、諸々のものはもちろん、メットならではのプロダクションについても予習できることです。

ウエビナーなので、世界のどこからでも参加できます!

クラスでは、下のようなプレゼンと、動画などを駆使して、ビジュアル中心にお話しするので、クラスを終えるころには、もうすでにオペラを観たかのような気分になっちゃいます(と言われました(笑))。

Turandot work in progress

沢山いただいたご感想の抜粋です☺

“事前に演目についてのウェビナーや音楽を聴くことで、こんなにもオペラが近くなるとは思いませんでした。繰り返し音楽を聴いたあとで、実際に生で聞いたときの感動!実を言うと、事前ウェビナーがとても充実していたので次のウェビナーが楽しみ。早く音楽も聴きたいくらいです。オペラ、ハマりそうです❣”

“昨日は素晴らしい時間を過ごせて大感激でした。ありがとうございました。生オーケストラの中で繰り広げられる素晴らしい舞台でしたね。ウェビナーでの予習がとっても大切だと実感しました。とにかく、敷居の高かったオペラを、あんなにいい席で見れて、私のオペラ鑑賞デビューとして最高でした!”

 オペラファンが増えて、本当に嬉しい?
オタク話ができる仲間が増えています(^_-)-☆
フィガロを一緒に楽しみましょう!
まで!

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