名バリトン、ディミトリ・ホロフトスキーのインタビュー

未だ、尾をひいてます。先週亡くなった名バリトン、ディーマこと、ディミトリ・ホロフトスキーのインタビューをききました。

やっぱり、早すぎる、若すぎる!55歳なんて。

今年5月、メットの50周年記念ガラにサプライズゲストとして出演。会場が最も盛り上がった瞬間。レギュラーであったメットでの出演最後になってしまった。

いろんな人やオペラカンパニーが、追悼のメッセージや、ビデオを載せてるけれど、最近よく読んでいるオペラ& イタリア料理コラムの筆者であり、オペラやイタリアについてのレクチャーでNYとイタリアを飛び回っているFred Poltkin氏があげていたビデオが気になり一気に見てしまいました、時差ボケをいいことに。

Poltkin氏のアーティストインタビューは、オタクにとっては本当に面白く、早く寝なきゃ、とおもいつつ聞き始めちゃうと、とまらない。いつも、眼が爛々(耳がらんらん?)となってしまい翌日寝不足でゾンビな一日になってしまうのだけれど、、、

彼がFBに再アップした、2012年に録音された、故ディミトリ・ホロフトスキーのインタビュー。本当に興味深いです。

で、またもや、音楽家の彼への想いと、ああ、もう舞台で聴けることはないんだ、、、という思いと、もういないんだ、、、という思いが交錯して、辛い夜になりました。同世代っていうのも、すごく大きいんだろうなあ。

このビデオは、5年前、2012年のインタビューだから、彼は50歳、、、うーん。この時は、まったく脳腫瘍に侵されてはいなかったと思うし、彼だって、残された時間は5年だなんて、夢にも思ってなかったんでしょうね。

すごくお茶目でユーモアのある受け答えで、英語も流暢だし(よく一緒に歌う同じロシア系のアンナ・ネトラブコは思ったより英語が下手でビックリ→この話はまた後日)、このインタビューをきいて、また彼のパフォーマンスの動画を見ると、彼のアーティストとしてのテクニック、芸術性がよりわかって、とってもお薦めです。

メットでのパートナー的存在だった、ソンドラ・ラドヴァノフスキーと。お茶目な二人。

すべて英語なのですが、とっても貴重なので。

是非ごらんください。

やっぱり、ショックだわ・・・色んな意味で…

コメントを残す