お久しぶりです!
現在、4年ぶりで一時帰国中です。
(この文章を書き始めたのは、6月末でした(-_-;) もうすぐ帰米です。
帰国時、必須の歌舞伎鑑賞に出かけました。
今年は息子も歌舞伎デビュー。
息子は、歴史が好きなので、あえて『信家』を選択。
あらすじは、徳川家康、長男の信康は、ゆったり型の父、家康より、情けに動じず勢力を維持するアグレッシブな織田信長を尊敬。
次の戦では、自分の手で武田軍勢を打って手柄を立てようと、鉄砲も操る戦の名手になりつつありました。
が、
その名手さへ危険を感じた信長が、家康に我が息子を始末する命令を下し….
舞台には信長は出演せず、会話に上がるのみ。
若き信康に、染五郎、家康に松本白鸚(要するに元染五郎😅)。
息子は、普段オペラにも連れて行っているし、舞台はいつも楽しんでいるので、連れて行く私も楽しみにしていました。
息子は、実は日本語は苦手。
日本語教育は、小学校低学年で停止。
なので、「歌舞伎、わかるの??」と問われるんですが、「イヤホンガイドの英語版があるから大丈夫!」と思ってたんです。
私も必ず日本語のイヤホンガイド借りるし。
ところが当日..,,
無いのよー!英語のイヤホンガイド😭
鎖国状態の日本、英語のイヤホンガイドの必要性が無いってなっちゃったみたい。
日本在住の日本語を母国語をしない人って、日本語のイヤホンガイドで全てわかるのかしら?
それとも、もう“外国人”は歌舞伎に来ない?
いやあ、勿体無い。
あ、でもコロナ対策で、ツアー客は入国できるという、不思議な国ニッポン😅
ツアーには、歌舞伎座はもう入ってないのかな?
さて、イヤホンガイド無しで、初歌舞伎鑑賞の14歳男子。
なんとか幕前の簡単説明と場面チェンジ時の私の耳打ちと、幕後の説明で楽しめたようです。
因みにプログラム(有料)の最後に、英語のあらすじはしっかり載っていました。
*もしも、日本語が母国語でない方とお出かけの場合は、そちらをしっかり読んでいくのがお勧めです。
勿論イヤホンガイドには劣るので、荒筋だけでは、補足が必要。
しかも地味な出し物で、(ミエも切らないし)、よく観たな〜と我が息子ながら、感心してしまった(笑)
もう一つの出し物の『勢獅子』は、ビジュアルだし、踊りなので楽しかったようです。
でもやっぱりもっと派手な演目観せてあげたかったー。
皆様も、英語を母国語でない方を歌舞伎座にお連れの場合、十分ご注意ください〜。
*後、文楽にも問い合わせましたが、こちらも英語のイヤホンガイド、字幕無し(日本語オンリー)。
能/狂言は、英/日の字幕があるそうです。
しかし、コロナ禍とは言え、なんか劇場も活気が無くて残念でした。
常に沈黙状態を促される(幕間も)。
これもねー。つまんない。幕間も喋るなって。。。
今週末(日本最終日に)、7月歌舞伎で、海老蔵さんの舞台、息子と成人の娘と観に行きます。
既に宿題用に、荒筋とそれにまつわるお話を渡したけど、読んだのか~(笑)
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歌舞伎、文楽は、子供向けや、初心者向けの歌舞伎/講座も行っています。
歌舞伎の「親子で楽しむ歌舞伎教室」は面白いと思います(ずいぶん前に行きました)。
7月は夏休み中2時半から毎日やってますよー。
是非トライしてみてくださいね!
国立劇場、鑑賞教室他インフォ
https://www.ntj.jac.go.jp/kabuki/
親子で楽しむ歌舞伎、文楽、能などのお教室は、歌舞伎は7月は毎日午後2時半から開催されているようです。
文楽は低学年でも大丈夫のようですが、歌舞伎とお能・狂言は、小学校高学年以上からが、お勧めです。
https://ticket.ntj.jac.go.jp/oyako2022/index.html#arianou
日本では、日本文化継承の為に、頑張ってるんですねー。
是非お出かけしてみてください。
その他のジャンルの情報はこちら、
行かれた方、ぜひ教えてー。