- NYのオペラシーズンも、天下のMetropolitan Opera メトロポリタンオペラの最終公演「ばらの騎士」をもって、5月中旬に一応終わってしまいました。
普通、オペラオタクは、ここで、悲しみに暮れて、CDを聴きまくり、思い切ってヨーロッパに飛び立つか？と言った感じですが（←本当はこれをしたいが、今夏はCaramoor で我慢）、実際に飛び立つのは難しいもの。私も、独身時代は、ロンドンのシーズンが終われば、グラインデボーンオペラでピクニック&オペラを満喫し、イタリアのArena di Veronaの野外オペラを楽しんだ後、ヴェローナの深夜のカフェシーンを楽しんだり、、、ああ、身軽な時代！（実は娘が幼稚園の時も行きましたが?）。
しかし、現状、そんな楽しい行動は、よっぽど緻密な計画を企てない限り、不可能ではないけれど、難しい（笑）。しかも、今現在9月から日本に1年間留学する大学生の娘が、ボストンから里帰りしていて、有名レストラン経営者の下で、夏のインターンをしているので、良い母親らしく（笑）サポートに努めることを決意。だって、秋からしばらく会えないし・・・まあ、私が日本に一時帰国すればよいんですけどね。
その時は、日本でもオペラを観たいし、歌舞伎も通い、そしてオペラ講座を企画します！その時は、日本の皆様、よろしくお願いしますね♬
さて、メットの来シーズンのスケジュールが出てから、随分経ち、話題にもあまり上ってこなくなりましたが。。。でももう売り出ししてるんですよ～。シングルチケットは6月25日から発売されてます！
日々、自分の予定表と、メットのスケジュール、＄＄とにらめっこ。観たい演目＋聴きたいシンガー＋最高のアンサンブル＝何が何でも行く価値あり。。。みたいな方程式であたまがいっぱい。
さて、今年4月に、初めてのオペラツアーを持ち、15人の生徒さんたちとオペラにご一緒しました。とってもご好評いただいたので、是非来シーズンも、数演目企画します‼
シングルチケット発売の前に、予告会と称して、来シーズンのメットの見どころ、お薦め、そしてレディースナイトの説明をウエビナーでお話ししました。いつも講義より時間が短くて、思いっきりエクスプレスの上、内容がてんこ盛りだったので、皆さんにわかっていただけたかしら、と心配でしたが、NY近辺はもちろん、日本から参加の方もいらして、とても楽しい予告会をで、皆さん来シーズンへの期待一杯！
で、じゃじゃーん！
オペラ鑑賞レディースナイト＠Metオペラハウス、遂に一般募集を始めます！
詳細は以下です！！
【メトロポリタンオペラハウスで一緒にオペラ観劇！】
オペラ鑑賞ナイトアウト
♬今年春に大好評をいただいた、オペラ鑑賞・レディースナイト
来シーズンは演目も増やして、開催いたします。
ＮＹ在住中、メトロポリタンオペラ（メット）に行ってみたい、でもよくチケット購入その他、不安も一杯、、、家族と行くとコストが増す、などなど躊躇されてる方！すでにオペラハウスデビュー果たされてる方、是非ご参加ください！
レディースナイトとは？
An Introduction to the Operaのクラスの皆さんで、折角普段オペラ講義を受けているのだから、実際の舞台を観に行こう！と思い立ったのが、きっかけです。
メトロポリタンオペラハウスの有名・人気オペラの演目から、お薦めの演出、キャストを講師が抜粋。事前に予習講座（ウエビナー又は対面クラス）で、そのオペラ作品を十分にお勉強し、そして皆さんで、実際にメトロポリタンオペラハウスで、オペラを楽しみます。
レディスナイトの特典
- グループチケットで、講師がすべて手配 （一般のお値段よりもお得です）
- ウエビナー又は、対面クラスで予習講義を行います。日程は皆様のご都合のよい日をご相談しながら、数日用意いたします。
- スタディガイド
- 当日講師と同席（幕間に何でもきいてください）
- ウエストチェスター方面、ロングアイランド方面、クイーンズ、マンハッタンと、同じ方向のご参加の方々をご紹介できますので、ご帰宅は安心です。
- 皆さんとおでかけ（が一番の特典ですね（笑））
下記は先行予約間、期間限定のお値段です。 お値段変更前にお問い合わせください。
| 日程 | 演目 | Fee（チケット&ウエビナー＆手数料） | 参加費支払い締切 |
| 10/7 | ホフマン物語 Les Contes d’Hoffmann
8時開演 11時38分終演 |
$115~ $140 | 7/15** |
| 10/21 | トゥーランドット Turandot
≪満席≫ 8時開演 11時04分終演 |
$150 | 7/15** |
| 1/13 | フィガロの結婚 Le nozze di Figaro
8時開演 11時21分終演 |
$140 | 10/13* |
| 3/10 | ラ・ボエーム La Boheme
8時30分開演 11時25分終演 |
$150 | 12/28* |
| 4/21 | トスカ Tosca
8時開演 10時53分終演 |
$150 | 1/21/18* |
2017～2018シーズンのレディースナイト＠Metオペラ 演目 ＆詳細
- 上記の日程はすべて土曜日夜です。
- 上記のお値段のお席はオーケストラ席（1階）です。もしも、他の席をご希望の場合（お値段が下がりますが、舞台は遠くなります）は、ご相談ください。
- 上記のお値段は、Metオペラのグループセールのチケットのavailabilityによってどちらかのお値段になります。
- レディースナイトは女性のみの参加です。
演目の簡単な説明と、現在（７/１）お申込み状況：
ホフマン物語：
フレンチカンカンと言えば、オッフェンバックのオペレッタ「天国と地獄」ですが、そのフレンチ・オペレッタの王、オッフェンバックの唯一のオペラが「ホフマン物語」です。真実の愛を探して、3人の女性と恋に落ちるも、それぞれに悲しい（？）結末が。ドラマとコメディが、美しくも馴染みのある音楽と共に楽しめる、一粒で３度美味しい（笑）大人のオシャレなオペラです。
最低人数に未だ達していません。まだまだ大丈夫です。素晴らしく楽しい、美しいオペラです。主役のヴィットリオ・グリゴ－ロ君（日本で大人気）も可愛いし、カフカの世界を彷彿させる怪しい演出も見どころです。
トゥーランドット：
プッチーニの遺作。テノールのアリア「誰も寝てはならぬ Nessun dorma」はあまりにも有名。メットオペラのトゥーランドットと言えば、フランコゼッフェリの手掛けたこのプロダクション。これ抜きにして、メットを語れないほど有名でかつゴージャスなプロダクションです。
予想通り人気です。 こちらは先行予約で既に満席です。Waiting listご希望の方は、ご連絡ください。
フィガロの結婚：
やっぱり、Ｍｏｚａｒｔを聴かずして、クラッシク、オペラは語れませんね。音楽のジャンルでは、古典なのに、聴くたびに新しさを感じさせられる音楽は、やはり天才モーツァルトだからでしょうね。私自身、映画アマデウスを初めて観た時、フィガロの結婚とドンジョバンニが観たくてたまりませんでした。私の娘は幼いころはアイーダがお気に入りでしたが、中学に入ってから、「面白い！」と思ったのはフィガロの結婚でした。やっぱり、ストーリーが面白いんですよね~。でも、コメディだからこそ、しっかり予習して観ていただきたいオペラです。レチタティーボ（歌いながらのセリフ）でストーリーが進むし、重唱でも面白いポイントが多いので、勉強の価値大の作品です。
最低人数に達していません。まだまだ大丈夫です。ダブルキャストですが、お薦めキャストで行きましょう！
ラ・ボエーム：
メットの３大ゴージャス演出・セットと言えば、トゥーランドットと、Verdiのアイーダ、そしてこの作品、ラ・ボエームです。シェールが主役でアカデミー賞を取ったわたしも大好きな作品、「月の輝く夜に」で、シェールとニコラス・ケイジがメットにラ・ボエームを観に行きます。やっぱり本当にロマンチックな作品です。ミュージカル「レント」は、このオペラをもとに作られました。
最低人数を超えました。でもまだ定員には達していないので、ご希望の方は早速お申込みください。今、旬のソプラノ（きっとメットナンバー１になりそう）、ソーニャ・ヨンチェヴァがミミを歌います。
トスカ：
またもや、プッチーニ（笑）。プッチーニの音楽は、映画音楽に多大な影響を与えました。それだけ、とっても劇的。トスカはプッチーニ作品の中でも超劇的なオペラであり、主役のトスカ役はオペラ史きってのディーバのマリア・カラスの当たり役でした。ということは、トスカを歌うソプラノはお芝居も上手くなくてはいけない。メインのキャストが少ないので、ドラマチックながらも、わかり易い作品です。しばらくお蔵入りしていた、フランコ・ゼッフェリデザインのセットがリバイバルというので、話題の作品。超豪華なセット間違いなしです。
最低遂行人数に近いです。でもこれは主役が、現オペラ界のDiva、アンナ・ネトレブコなので、席が無くなることを恐れて（笑）既にチケット仮予約しました。こちらは、1月に別のキャストもあり、そちらは、スカルピア役にブリン・ターフェルが久々に出るので、そちらも観たいのですが、時期を考えて、アンナちゃんに軍配（笑）。個人的に、どうしても観たいので、是非ご一緒しましょう！
この時期のNYは（4月末）、外出も楽しいですよね
レディースナイトのポリシー 【必ずお読みください】
- レディースナイトは、An Introduction to the OperaクラスのEducationalイベントなので、参加者は予習のウエビナー（日程が合えばあれば対面）、が必須となります。予習のクラスにご興味のない方は、申し訳ございませんが、ご参加をご遠慮頂いております。
- 予約は、An Introduction to the Opera クラスにご参加の生徒さんを優先させたいただきます。その後、ご紹介（優先生徒様の）、そして最終的に一般受付となります。
お申込み手順から当日まで
- 予約開始後、ご希望の演目・日程を選んで、anintroductiontotheopera@gmail.com迄、お名前、連絡先（メイル＆携帯）を記入し、お申込みください。
- 最低人数（10名）が集まり次第、メットに仮予約をいたします。この際に座席のAvailabilityとチケット代がわかります。そしてお申込みいただいた皆さんに、最終参加費をお知らせします。この時点では、未だ仮予約なので、変更は可能ですので、ご参加ご希望の方は、お申込みください。
- 講師から、最終参加費用のメイルを受け取り次第、支払いの約束、ポリシーへの合意・了解確認として、返信メイルをお願いいたします。
- 講師に各オペラ締め切り日（上記表＆下記参照）に合わせて、PayPal又はチェック、キャッシュでお支払いください。（アメリカ国外からお申込みの方々、ご相談させていただきます。ご一報くださいませ。）
- この段階で、予習用ウエビナー、または対面クラスの日程をご相談させていただきます。
- 参加される方々の連絡先もお知らせしますので、お帰りの電車など方角が同じ方々とご相談ください。
- 当日は、プレシアターディナーの企画も可能です。
- 劇場前で講師とご参加の方々と待ち合わせ、オペラを楽しみましょう。講師も一緒なので、幕間にたくさん質問できます！
【支払いとキャンセルについての注意点】
- メトロポリタンオペラのグループセールスの規定では、ボックスオフィスに支払いが完了した時点で、キャンセルは一切できません。ご了承下さい。ご都合が悪くなった場合は、代行の方ご参加も可能です。代行の方、又はWaitingの方を探すお手伝いもいたしますので、ご相談ください。
- もしも、メットへの支払い締切（公演2か月前）直前に多くのキャンセルがあり、参加数が10名以下になってしまった場合、グループチケットは購入は不可能となります。その段階で、また新たに人数を集め、予約の取り直しとなってしまいますので、当講座のキャンセル可能最終日は、以下をご参考ください。 （最低遂行人数に到達した場合*）
- 以下の説明のキャンセル可能最終日以降に、やむをえない理由でキャンセルをご希望の方は、メットに支払いが完了していない場合のみ、考慮させたいただきます。（こちらは、ケースバイケースで対応させたいただきます。）
- ホフマン物語ご希望の方：現段階で、最低遂行人数が集まっていないので、お申込みの締切を９月１日といたします。人数が集まり次第、席の確保、お支払いの締切のお知らせをいたします。９月１日までに、最低人数に達しない場合は、キャンセルとさせていただきます。
- トゥーランドットご希望の方：こちらは満席ですので、Waitingを受け付けています。お支払いは、キャンセルが出た場合、お知らせいたします。
- その他のオペラ：その他のオペラは、最低遂行人数が集まった場合*、各オペラ参加費用締切日がキャンセル最終日となりますが、こちらの方は、お申込みの様子をみて、ご相談させていただきます。現段階では、上記の表に沿ってお願い申し上げます。
お申込み、お問い合わせはanintoroductiontotheopera@gmail.com
お気軽にお問い合わせください。
お待ちしています！