初心者へお薦めオペラ:メトロポリタンオペラの『ラ・ボエーム』

明けましておめでとうございます?

オペラを子供や家族と楽しむ応援をするオペラ講座/鑑賞会主催のYokoです。

今年もよろしくお願い申し上げます。

今回は、初心者へも、オペラファンへもお薦めのメトロポリタンオペラの「ラ・ボエーム」について、です。

An Introduction to the opera主催のレディースナイト(オペラ鑑賞クラス)、

3月10日『ラ・ボエーム』@メトロポリタンオペラ

残席僅か3  2席ですよ〜。

締め切りもちょっと延期して1月4日です。

前回のブログでも紹介した映画「月の輝く夜に」にも出てくるプッチーニの『ラ・ボエーム』。主人公たちは、本当にロマンチックで、貧しくても、ひと時ひと時を楽しく生きようとする若い芸術家とその恋人たち。彼らの切ない恋とゼッフェリの超豪華セットが有名な、メトロポリタンオペラ自慢のプロダクション!

きっとこんなゴージャスな舞台、ほかのオペラハウスではないでしょうね~。
「ラ・ボエーム」 パリのカルチェラタンを再現(メトロポリタンオペラハウス)

でも、やっぱり何が素晴らしいって、音楽なんですよね。

ルドルフォ(テノール)のアリア君の冷たい手は、とにかく聴いてるだけで、彼のこころの高揚が伝わってくるし、ミミの私の名はミミも自己紹介アリアなんだけど、彼女のはかない将来もチラッと音楽に表れていて、聴いてる方がもう悲恋を感じて心が苦しくなっちゃう。

(⇑のビデオ:ルドルフォと言えば、パバロッティ。この声を聴いちゃうと、他は聴けないかも。このビデオのミミは、、、あまりお勧めではないです。お薦めは、やっぱりフレーニ?)

そして2幕目のムゼッタのワルツ

「月の輝く夜に」でも、このアリアと同じメロディーでのアンサンブルを本当に上手に使って、場を盛り上げているし。

(これはアンナちゃんが若かりし頃。彼女を初めて生で聴いたのは、ボエームのムゼッタの役だった、そういえば)

プッチーニのすごいところは、すべての状況や感情(例:盛り上がっている場面、寒い朝、街の賑わい、悲しい、嬉しい、楽しい、恋におちる)などを分別して、そのシーンや状況に対するメロディた、和音をつけて、それぞれのキャラクターのテーマ(ライト・モチーフ)をうまく掛け合わせて、それがドラマになってて。ドラマに効果を上げる、現在の”映画音楽”的な要素がいっぱい。なので、アリアを聴きながら、ついついそのメロディの移行でホロリとしてしまうのね。

因みに、人気ミュージカル「レント」は、ラ・ボエームをベースに作ったものです。

 

セットのすごさは色んな写真で観れますが、ちょっと異色な紹介。人気トークショースターの、コナン・オブライアンがボエームでカメオ出演した(?)という設定の動画です。

http://teamcoco.com/nyc/nyc-bts-met-opera

笑えます。

オペラ初心者の方にとってもお薦め。

デイトオペラにも、お薦め。

ティーンのお嬢さんと一緒に、何か観たい!というときのお薦めもこのオペラです。

若者の恋物語に胸キュンになるかもだし、レントを観るより、まず映画「Moonstruck (邦題;月の輝く夜に」を一緒に観て下さい。そこから、誘う!「映画みたいに、メトロポリタンに行って、このオペラ、ママと一緒に観ない??」なんて(笑)

3月10日のレディースナイト、オペラ講座への詳細はこちらをクリックしてください。

オペラ講座(ウエビナー)のみの参加も可能です。

*指定の日には参加できないけれど、ウエビナーに参加して、オペラのことをもっと知りたい!という方♡:ウエビナーのみの参加も可能です!ボエームは、2月、3月と、メトロポリタンオペラで、上演されます。チケットの手配はできませんが、チケットの購入方法、お席のお薦め、などご相談ください。

お問い合わせは、anintroductiontotheopera@gmail.com まで

 では、楽しい、美味しい、リラックスなお正月をお過ごしください。

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